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March 2011

統一地方選に思う

震災が起きて混迷するなか、山形県では統一地方選が延期されることなく予定通り開催されるようだ。
これはもう覆らない事実だろうし、だとしたらどうするべきか?を考える。

今回、県の対応には大きく残念な思いをさせられたが、自分の力では職員はおろか職員の意識改革などまったく手の届かない領域。
我々は職員を選べない。
選べるのは県知事と県議会議員だ。

しかし、迅速な判断、トップダウンの出来ない残念な知事を選んだのも私たち県民。
選挙の責任(ツケ)は自分たちの身に降りかかってくる。

今後も県庁の仕事ぶりをチェックして貰う為に、県議会議員にはしっかり働いて貰わなければならない。
そう考えると、このタイミングの選挙はあながち無謀でもないな、という気がしてきた。

今回の選挙で「復興の政策はどうなるのか?」「我々の民意がちゃんと県政に届くのか?」を託した“魂の一票”を投じるべきだ。

「こんな時に選挙なんて」と投票に行かないという人たちに言いたい。
それは「復興を放棄するのと同じぐらい無責任なことだ!」と。

県体育館ボランティア5日目

今日は山形市総合スポーツセンターの様子を見に行く。
後藤誠一市議から連絡があり、避難者のプライバシー保護の為のパーテーションの設置について見に来なさいとのことだったので。
県内最大の避難所がどうなっているのかを見たかったのもあった。
現場の指揮をとっている市職員のKさんはサッカーの指導者で顔見知りだった為、いろいろお話をうかがうことができた。
県体育館とはまるで違うケースも様々あった。
正直、公務員は嫌いだったが、今回の山形市役所の動き・職員の活躍は見事だと思うし尊敬する。

10時になってパーテーションの設置スタッフが避難所に到着。
新潟中越地震や福岡県西方沖地震で利用された、建築家坂茂氏設計の段ボール材を利用した間仕切り。
東北芸術工科大学が組み立てに協力とのことで、宮本先生も現場に来ていた。
今日はデモンストレーションで避難者の方に見ていただき、要望があれば設置するらしい。
費用は株式会社シェルター(山形市松栄)
http://www.shelter-inc.net/
が全額負担するという。
すばらしい。

後藤先生とお昼を食べながら県体育館へ行くことになったいきさつと現状を説明する。
話を聞いた先生の表情はみなさんの予想通り。
昼食後、先生と別れ県体育館に向かう。

午後から県の災害ボランティア支援本部から数名が体育館にヒヤリングに来た。
僕は情報班の方から呼び出され、僕のTwitterの書き込みに対し「感情的になっている表現があるので気をつけるように」と指摘される。
「批判的表現は本音です、しかし避難者支援優先であることもちゃんと表明している」と説明。

ところが今度は、最初に県庁に行ったときに遡って批判される。(←批判じゃないと言われるだろうけど)
「あの時、あなたのおかげで大切な時間をロスした」
「誰が活躍するか?誰がスターになるかなんか言ってる場合じゃない」
「一番最初に県庁に来た時の剣幕、その後電話でまくし立てた剣幕で現場に入られたのでは危険だと思った」
と、立て続けに言われる。
感情的になるなと言っている当の本人が僕の神経を逆なでする。

この人は何しに来たんだろう?
挑発されているんだろうか?
僕のやる気を削ぎに来たんだろうか?
「僕は辞めた方がいいんですか?」と聞くと「辞めるんですか?」と言われる。
「どんな仕事をやらされようとやっている」というと「やらされているんですか?」と一言一言、言葉尻を取ってくる。
まったく理解できない。
僕を論破して帰ることが目的なのか?サド?

喧嘩するのは簡単だ。
でも、絶対にこのまま現場から逃げ出したくないと言う気持ちは折れなかった。
どんな不満があろうと避難者支援を優先しているから僕はここにいるんだという現実を伝えてなんとかお話は終了。

僕の気持ちは変わらないし、不満も解消していない。
被害の大きい、岩手・宮城・福島があの悲惨な現場から必死に情報発信をしていたのに対し、山形県が完全に出遅れた事実は決して消えない。

新潟県柏崎から応援に来たAさんの深い言葉
「不満は後から、今はやるべきことを淡々とやるだけ」

明日開催「山形からの東北復興支援アクション・プラン検討&策定会議」

3月16日開催予定でした「中小企業向け、新成長戦略セミナー」は
震災の影響で、現在のままのアジェンダでの実施が不可能となりました。
交通機関が回復しないため、講師が山形に来れなくなったのが、大きな原因です。

このセミナーには、お陰様で山形の経済と社会を支える方々が多数エントリーしていただいておりました。

これだけのメンバー集まることは震災後初めての機会であったことを考慮し、セミナーを単純に中止にする
のではなく、このチャンスを生かして“今 山形にできる東北経済&社会システムへの支援策”を検討する場に
換えて実施することにいたしました。

趣旨と内容が大きく変わりましたので、改めまして皆様にご参加いただけるかどうかお伺いさせてください。

そして、趣旨にご賛同いただけましたら、添付リンクのアンケートに応えて参加エントリーをいただけますよう
お願い致します。

■お申し込み&アンケートはこちらになります。
https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dGN2TnBmdlQxY1dHcHhQUm4tSWFrUUE6MQ

■概要:
災害支援救助活動の後に必要となってくる経済と社会の復興をテーマとして開催。
東北経済と社会システムの復興支援に向けて、山形の社会と経済を支える中枢の
メンバーを集めて具体策の検討とアクション・プランの策定を実施。
単なる支援策ではなく、東北経済と社会の再生を目指した、山形だからこそできる
具体策を創り上げることを目標とする。

■開催日時:3月16日 17:30〜20:00
■場所:遊学館 第一研修室
■アジェンダ:
1. 現在の最新状況について
必要とされている支援
今後の社会と経済の動向について
2. 分野別支援対策案ドラフト提案
物流/金融/住宅/ビジネス協業/その他
3. 山形アクション・プランの検討&策定
今後必要とされることのリストアップ(分野別)
山形にできることのリストアップ(分野別)
支援策のマッチングと優先順位付け
実行プラン策定&役割分担、責任者の決定
必要予算の見積もり、目処についての検討
4. 策定した実行プランの推進を目的とする“山形アクション連携会議”の設立

以上 皆様のご参加をお待ちしております。

3/14 9:00 山形県災害ボランティア支援本部ミーティング概要

先ほど行ってきた山形県災害ボランティア支援本部より本日9:00に開かれたミーティング概要が届いたので転載します。

・今朝の朝日新聞にもあるように、昨日「山形県災害ボランティア支援本部」を立ち上げた。
・県HPで昨日から情報提供中だが、サーバーが故障して閲覧できないHPもあるため、現在復旧作業中。
・災害規模が大きすぎて一部だけ支援することができない。
・ボランティア活動を行いたいという問い合わせが入っているが、現地はまだ人命救助・救出の段階で、受け入れできるレベルに至っていない。現地が混乱しないよう、受入態勢整備の支援必要
・まだ電気や水道が使えず、食料やガソリン不足が深刻。ボランティアが入っても自己完結で活動できる段階でない。
・引き続き現地に調査に入るなどして情報収集に努めるとともに、支援の体制づくりを行う

山形県災害ボランティア支援本部組織図
20110314-DSCN1324

東日本大地震、山形県民の私たちに今出来ること

山形県庁に行ってきました。窓口は県民活動推進室です。
山形県災害支援ボランティアネットワーク連絡協議会と県が昨日設置した「山形県広域災害支援本部」が対策会議を開催。
NPOディーコレクティブ、JC(青年会議所)、赤十字、共同募金などその他各種団体の方々が集まって今後どうするのかを協議しているところだった。

ディーコレクティブの方が「既に任意のボランティア団体が現地に入り込んでいる状態、早めに対応を決めないと統制がとれなくなる」と言葉を選びながら説明をしていた。
JC東北地区山形ブロック協議会の荒井会長も既に日本JCが支援本部を設置して対応に動いている。全国4万の会員がいつでも活動できる状態にあるとのこと、また隣の仙台JCから山形JCに対し、物資供給の拠点になるよう要請があったと報告。
そこに一般人の私が飛び込んでしまったカタチで「で、あなたは?」という間抜けな状態に。
「発生から3日経ってそろそろ受け入れ窓口が出来ていると思ったから来た」と話すと、「お気持ちはありがたいが今はまだ一般の方のボランティアは受け付けていない」と言われる。

もちろん、そんなことは想定内だったので「今県民は個人レベルで何かしたい、何が出来るか?を考えているのに県や市から何の情報発信がない、我々ネットワークユーザー同士で自制している状態である、とにかく何でも良いから情報発信して欲しい、青森、岩手、宮城、福島の被害が大きいところの行政からアナウンスがドンドン出ているのに山形だけがないのです。手が回らないのであれば手助けする」と申し入れた。
Twitterやfacebookで情報を共有していることも伝え、その場を出てきた。

遅いという不満はあるものの、今は怒りより何が出来るのかを真剣に考えなければならない。
個々がバラバラに物を持っていっても混乱するのは現地の人たちだ。
個々が自動車で現地入りを目論むとオフィシャルの物資輸送車両の邪魔になる恐れがあります。
今我々が出来ることは現地に行かない我慢、募金、節電、節約です。

情報収集し、共有・伝播することも力になれると思います。
受け入れ体制が整えば、今度は仕分けや配給するマンパワーが絶対に必要になります。
そのときはみんなで力を合わせて現地に向かいましょう。

ゆうキャンパス第16回やまがた夜話「民主党政権とマスメディアの攻防」

昨夜開催された

ゆうキャンパス第16回やまがた夜話
「民主党政権とマスメディアの攻防」
山形大学大学連携推進室教授 山崎眞二 氏

に参加してきた。
PodcastでTBSラジオ「小島慶子のキラキラ」や文化放送「大竹まことの紳士交友録」を聴くようになって上杉隆氏と山口一臣編集長の存在を知るようになり、Twitterでも二人のコメントをフォローして日本の記者クラブ問題を知るようになった。

今流れている新聞やTVの情報がどうなっているのか?
まさに目から鱗の現実を知った衝撃を覚えた。

今回の山崎教授の夜話はまさにその話題だった。
講演終了後の質疑応答で質問した。

これまで一次情報は新聞やTVなどのマスコミ経由であったものがインターネットの普及によりネットジャーナリストらによる情報が急速に増えてきたという現実の中、その情報の真贋を含めた受信者側のメディアリテラシーはいつ、誰が、どのタイミング教育するのか?

現在のマスコミはアンチネットの傾向で報道しているが、流れてくるものすべてが悪では無いはず。
しかし、その豊富な情報に対する受信者側の能力はそのスピードに着いていけず、結局は発信者をフィルタリングなどの規制をかけてしまうしかない。

臭いものに蓋、と言う表現が合うかどうかはわからないが、何か誰かを悪者にして教育する立場の大人が責任逃れをしているような気がしてならない。



1:01:52あたりからボクの質問シーンが流れます。
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