日刊サイゾー
被災地の本当の話を知るべし! 陸前高田市長が見た「規制」という名のバカの壁とは?
http://www.cyzo.com/2011/08/post_8323.html
を読んで…

この話から、いかに役所のお仕事は「新しいことや特別な事をやらない日常」が当たり前で重要なのかが読み取れる。
規則というのは本来、国民・住民のためにあるはずなのに、いつの間にか自分たちの職域と職務の平穏を守る為のものになっている。
こんなことを書くとまた批判ばかりしていると言われるだろうが、

この文中にある一文
せめて「この部分は方法論として無理だけど、代わりにこうしたら目的は果たせますよ」と、解決の道を一緒に模索してくれたら、あっという間に決まるんです。
これに尽きるのです。

先日老人宅前の除雪車によって積み上げられた雪の撤去の話とまったく通じるものがある。
しかしそれが出来ないのが役人たちであり、それを変えられない議員を送り出している我々にも責任がある問題なのだ。

もう一つこの記事から読み取れるもの
――メディアが報じて世論が騒がないと動かない。

ここでいうメディアとは?
これまではTVや新聞などのマスメディアの事でした。
ところが地方のマスメディアは国や自治体に対し強い意見を発しない、そういった記事を書かないことが多い。
なぜなら、経済規模の小さい自治体などでは自治体そのものが地元民間企業以上の広告スポンサーであるからだ。
巷で「東京電力の実態をマスコミが伝えない!」と騒いでいるものと同じ仕組みである。

近年我々はソーシャルメディアという市民が発することの出来るメディアを手にすることが出来ました。

声を発しましょう!

facebookやTwitterで「何を書いて良いかわからない」と言う方々は是非自分の意見を周りで起きている事実を、周りの方々の代弁でもいいので発信してください。
自分の思いを伝えたい、共感して欲しい、意見を聞きたい、町を変えたい、そう思ったら発信しましょう。
ただ集まって話し合いを繰り返しても役所は「動きません」
震災に関わる問題以外にも、地域の抱える問題や行政サービス、陳情、提案やアイデアもドンドン発信しましょう。
発信して“世論を騒がせて”役所の重い腰を動かすことができるチャンスなのです。