日経MJセミナー「安売りしないで、お客様をがっちりつかむ技術」に参加してきた。
有限会社いろは竹内謙礼氏による講演。

申込者が100名を越えると抽選とされていたセミナーで、届いた招待券を無くしてしまった旨前日主催者に連絡したら受付でその旨伝えてくれれば大丈夫とのことで無事に入場できた。

冒頭竹内氏は「今日聞いた事は3日以内に行動してください」という。
これは私もいろんなセミナーやディスカッションなどでいつも言う言葉。

こういう場に来る人達は「話を聴きたい」というモチベーションを持って来場するのだが、目的がそこで完結してしまい、持ち帰って行動に移す人が実は少ないというのがこれまでの私の周りの印象だ。

目からウロコでした!
学びがありました!

facebookやTwitterなどに流れる賞賛と感動のコメントの嵐…
しかしその後その人がその結果どうなったのか?をみると、残念ながらその感動や学びを実践され、効果を出された方は少ないように思う。

竹内氏はこうも言っていました。
世の中にあるのは
勝ち組負け組ではない、やった組とやらなかった組である。

そう話をした上で
さらに帰ってすぐやりますか?と問いかける。

パーティー用のクラッカーを取り出し、口の中に向けて紐を引っ張ってみせた。
パンッ!!

一瞬会場の空気が凍り付いたが、拍手に変わった。
竹内氏は
やってみないことを心配している、やってみたら実は大したことが無かったということは多いのだ。
と語った。
ものすごいデモンストレーションだ…汗

これからもこれまでも商売で差がつくのは「予測力だ」とおっしゃられていました。
予測力の精度も大切とも。

高くても買う理由は何か?
その店や商品やブランド、人を大好きにさせること。

大好きにさせるためには
ストーリーが大切→これは佐賀県武雄市の樋渡市長も講演で良く口にしていたセリフ。
「お客様はモノを買っているのではない、物語を買っているのだ」

人を好きになってもらえればアイテムが変わってもお客は残る。
なるべくお客様とコミュニケーションをとること(接触頻度を増やす)

それから面白いなと思ったのは
10人中9人が変だな?と思われてもたった1人の大好きな客をつくればその人は常連になる。
例で1週間に1通のDMを送りつける手法の話をされ、
それでしつこいと思うような人は常連客にならないという。

なるほど…
しつこく接触してくる事を楽しみにしている客もいる。
自分の嫌な事を照らし合わせて判断してはいけない。

話を伝える側として、いろいろ勉強になった点も多かった。
日経MJは元々購読しようと思っていたのでその場で申込み、特典の竹内氏の著書もいただいた。
最後に竹内氏と写真を。