先日の運転免許証返納者向けの運転経歴証明書発行に伴う代理申請の際の本人による自筆の問題について、前回の「手を添えてでも本人に書いてもらえ」続編です。

まず、そもそもなぜこのような事態になったのかというと、父が倒れ入院している状況で運転免許証の有効期限が迫っていたということで免許証を返納し、山形市で行っている高齢者外出支援事業という福祉サービスを受けようと思ったのが始まりだ。

高齢者外出支援事業(山形市ホームページ)

この補助を受けるためには運転経歴証明書というのが必要で、その証明書発行の申請時に本人が来れない場合の代理申請という手続きがあり、その際委任状が必要でそれに本人の自筆の署名が必要ということだったワケ。

山形警察署で渡された委任状というのがコレ
委任状

これに対して

手を添えてでも本人に書いてもらえ

と言われた!というもの。
その衝撃の発言にどうにも納得がいかず、その時H担当官が口にした「これは私が言ってるんじゃなく本部がそう言ってるんだ」という本部→山形県運転免許センター内にある県警本部運転免許課運転免許係に行ってきた。

最初に対応した人に事情を説明し「責任者の方を出してください」と申し出たところ、最初に出てきたのが課長補佐の女性

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で、この方も話が良くわからない方でどんどんヒートアップするウガンダを直ぐ近くで様子をうかがっていた男性がいたので
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「一緒に話を聞いてください」と同席を求め、最初の応対した女性と3人を相手に意見をぶつけた。

原則本人の申請でなければならないことも理解できる、代理申請の中でも本人が自筆できない人もいる。
手を添えてでも書いてもらえとは何事だ!!

その中で、山形警察署の対応については謝罪があった。

しかし…
結果的には委任状に本人の自筆の署名がなければ代理申請は認められず、証明書は発行出来ないの一点張り。

仮説として
現在意識不明で、明日明日免許証の有効期限が切れるという状況下で、家族の意思で運転免許証を返納し、証明書を発行してもらい、有効期限後に意識が戻り退院してから山形市の高齢者外出支援事業の補助制度を受けたいということは出来ないのである。

警察は自分達のルールを守り、市民の生活と権利を守っていないということなのだ。

課長補佐、巡査部長と二人ががりで説明するも
結局はそういう状況を想定していないルールである事は認めたものの、最後には
お気持ちはわかります。しかし、

出したくても出せないのです

の答えしか得られなかった。

この社会問題でもあるルールの不備はどこに言えばいいのか?

県警本部長なのか?
県知事なのか?
警察庁なのか?
はたまた総理大臣なのか?

巡査部長の回答は「警察庁」だそうだ。
さらに

そういう声を挙げてやってください、私達にはどうする事も出来ないのです

と弱音を言われてしまった。
しかしいくら考えてもおかしい。

ちなみに私の父はなんとか自筆は出来ましたので無事に経歴証明書の発行をしてもらえた。

また、山形警察署では渡されなかったこんな書類もある事を知った。

確認書

後から、そんなこと頼んだ覚えがないと苦情に来る方もいるのだそうだ。

最後に、今回の話し合いの中でこういうやり取りがあった

私「あなたたちはこの自筆を筆跡鑑定するんですか?」
警察「しません」

つまり、
そんなに怒らないで、

わからないように上手くやってくれよ

という暗示だったのかと今更ながら理解しているところだ。

しかし、この制度はやっぱりおかしい!!!