父が、入所している老人保健施設から体調が良くなくて隣接する病院に入院することになったので母と施設へ。
入院の準備をして病院に移動してそのまま入院するのかと思いきや、外来で受付して検査してから入院するのだ聞かされる。
採血、採尿、心電図、レントゲンと回るよう言われ、その説明を半分ボケてる父に直接説明する病院職員。
隣にオレと母と施設の介護職員がいるのに、だ。
父がちゃんと理解できているのかどうかなんて関係ない様子。
「私(病院)はちゃんと本人に説明しました」のためのものでしかない。
さらに、内科に行ったら介護職員はさっさと帰ってしまい「あとはご家族で」だそうだ。
まあ、それはオレも来てるんだからいいや。
ただ、いざ採血だ採尿だと回るのに入院のための荷物を持って回るのか?となかなかイライラさせられる。
それと、たまたま今日は息子のオレがいられるから荷物はオレが持っているけれど、オレがいなかったらこれを母が一人でやることになるわけか…と考えさせられる。
88歳の父の車椅子を押す80歳の母。
両親を置いて仕事のために家を離れている家族が多い日本。
多くの息子娘はこれが当たり前のことだ、しょうがないと納得できているのか?
仕事があるからしょうがない、子供の学校のためにしょうがない、で済ませられるのか?
他人の家庭の事情に口を挟むなと言われるのだろうけど、オレには厳しい現実だなぁと目に映った。
子どもが少ない、一人っ子や、子どもがいない家庭は誰が助けてくれるんだろう?
業務としてそれをサポートするものがいたとしてもそれを委託するにはおカネが必要になる。
するとますます今の仕事を辞められない、ってなるのか?
なんて悲しい社会なんだ、日本という国は。
病院はね・・・ 個人的な思いだけど 一般的な病気であれば公立病院以外がいいね。
介護法にしても・・・ 国は在宅介護を今でも推進している。
介護者に子供がいれば特老には入れない時代になるかもしれない・・