いつもは撮影で来ていた片貝沼周辺、今日は歩くためにやってきた。
祝日だが妻は出勤のため一人で山に入る。
いつもの駐車場に車を停めて歩き始めた。
リュックの中には食料と水とバーナー、ツェルト、救急用具、カッパ。水4Lを入れてあるので結構重い。
スノーシューに行くときは大体こんな重さなのでちょうど良い訓練になる。

中央高原散策路1
散策路は落ち葉のじゅうたんである。

程無くして目玉沼に到着。
観賞用なのかウッドデッキが作ってある。
なんで目玉なんだろう?
体力が無いのか息が切れてうまくカメラが固定できない。
後から考えればストックを持っていたのだから一脚代わりにすれば良かったんじゃん(苦笑)

目玉沼

さらに歩いていくと分かれ道が・・・
そこで蔵王観光協会案内所でもらったトレッキングガイドマップを広げるが方位がおかしい???
ふつう地図上に方位を示すマークが無い場合、上が北だと習いましたよね?
ところがこのガイドマップ左が北なんです。
ダメじゃん!!(怒)
せっかく持っていったGPSも電池切れ、情けない・・・
時計のコンパスで位置を確認、左に進む。
まもなく下り道になりちょぴり不安になるがうつぼ沼の案内表示が出てきてひと安心。

うつぼ沼
うつぼ沼
沼って・・・水無いじゃん。

うつぼ沼のところにも分かれ道があったが片方が通行止めのロープが張ってある。
そのロープの奥にななかまどが群生していてすごくきれいだった。
カメラを構えたがどうしても手前の草木が邪魔になり、近くまで入って行って構えてみたがいい構図が取れない。
残念だがここで時間をとるわけにはいかず、先を考えて撮らずに進んだ。
スタート時間が遅かったので途中でモタモタしているとあっという間に日がくれてしまうという不安があったのだ。
ライトも携行していったがそんな強行軍をするつもりは無い。
どんどん歩いた。
五郎岳、三郎岳の頂に登る分岐点に到着。
ここでお茶でも飲もうかと思ったがポツリと小雨らしきものが落ち始め、休まずに進むことにした。
そこからはもうドッコ沼までの下り道。
整備された散策路なので歩きやすい。

中央高原散策路2

ドッコ沼まで歩いて折り返すつもりだったが、ちょうどドッコ沼が視界に入るところの道路に出てきたところで先ほどから落ちてきた雨を考えて車のほうに戻ることにした。

ドッコ沼への道
この道も雰囲気あるよね。
国土交通省のコンテストにでも出すかな(笑)

途中からまた散策路へ入って歩いていく。
やっぱりアスファルトの上を歩くのは味気ないからね。
途中で雪の重みで傾いた木を何本も見かける。
自然のたくましさを感じた。
前に先生に「苔の写真なんかよね」と言われたのを思い出し一枚撮った。

コケ
雰囲気ある?(爆)

再び落ち葉のじゅうたんの上を歩く。
自転車に乗るようになって気がついたことだが、道というのは平らなところなどほとんど無く、必ずアップダウンがあるということ。
下った道は必ず帰りに上らなければならないのである。
歩きのほうが気が付きにくいかも・・・
車に慣れて怠けてしまった目と足腰を鍛えるにはやはり歩くしかないね(汗)。
ようやくパラダイスゲレンデが見えてきた。
車にリュックを下ろして、恒例のななかまど撮影(笑)

片貝沼のななかまど

今回のななかまど、ここ最近のベストショットかも。
車についたころには雨も止んでいて、足慣らしにはちょうど良いトレッキングだった。
パラダイス案内板
帰りに見つけた新しくなった看板。

昨年韓国人観光客が遭難騒ぎを起こした原因が「看板に外国語表示が無かったから」だそうで県が対策として看板を付け替えたそうだ。
蔵王って僕らが中学生のころインタースキーの会場になってインターナショナルなイメージがあったけどお粗末な話だね。