サッカー2級審判候補者研修で『第12回山形県サッカー総合選手権大会兼第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会山形県大会代表決定戦』(ながっ・・・)の2回戦の主審を担当。

会場の米沢興譲館高校へ向う。
米沢市内までの時間で計算して出かけたのが失敗、興譲館高校に行くのは初めてで米沢市内の街中がイベントで通行止めになるなどナビを頼りに行ったのだが、手前の養護学校に行ってしまい、集合時間のキックオフ80分から遅れて72分前に到着した
米沢市内での渋滞を予測しなかったのと、初めて行く場所なのだから着いてから時間を潰す位の余裕を持って出かけなかった自分が悪い。
深く反省

かろうじて70分前のユニフォームチェックには間に合った
アセッサーのS先生にも「セーフ」と笑われる。
すぐにユニフォームチェックを済ませ、本部ミーティングを行う。
その後審判打ち合わせ、ピッチチェックを行いキックオフまでストレッチなどアップを行う。

<FCパラフレンチ米沢vsモンテディオ山形ユース>
FCパラフレンチ米沢は、先に行なわれた『第44回全国社会人サッカー選手権大会山形県予選会』の優勝チーム。
対するモンテディオ山形ユースは3年生中心の主力メンバーは『東北クラブユースU-18サッカー選手権決勝ラウンド』で岩手県に遠征中で、ほとんど1年生メンバーで来ている。
緊張するカードである。

前半早い段階から試合は動く。
モンテディオ山形がCKからヘディングで合わせ先制、その後ゴールバックラインから前線に放り込まれたボールをモンテディオFWがワンバウンドでボレーシュートが決まる
2-0とモンテディオ山形ユースが優位にゲームを進めると思いきや、だんだん落ち着きを取り戻したFCパラフレンチ米沢もボールがつながりだして、両サイドからアタックし次々シュートチャンスを演出するが、なかなか決まらず

そんな中、FCパラフレンチFWがペナルティエリアで倒されPKを与える。
しかし・・・PKは枠外へ
雰囲気が悪い中さらにFCパラフレンチ米沢の猛攻撃は続く。

その後も雰囲気はFCパラフレンチ米沢のイケイケムード。
左サイドから攻め込んで、ペナルティエリア外側からミドルシュートを放つとファーサイドのポストに当たりゴール内に吸い込まれる
ナイスシュートだった

34分ごろ、モンテディオ山形ユースの選手が浮き球の競り合いで転倒、着地に失敗し左手首を骨折する事故が発生した。

41分、中央右寄りから突破したFCパラフレンチMFが相手DFと1対1になり、ゴールラインに向けてボールを出して突破を試みた際、モンテディオ山形ユースDFがボールが通過したにもかかわらずショルダーチャージしてFWを倒してしまう。
本日2度目のPK。
今度は落ち着いて決めて2-2の同点に。
ロスタイムは3分取ったがゲームはその後追加点がなく前半終了。

後半、FCパラフレンチ米沢の脚が止まるかと思ったら、まったく動きが落ちることの無いゲーム展開に
さすがは県代表を勝ち取ったチームである。
しかし、モンテディオ山形ユースも失点せずにしのぎ切る。
2-2引き分けでPKへ。

結果はFCパラフレンチ米沢がPK5-4で勝ち。
ゲームの中でのPKを外さなければ3-2で勝ってたのにね・・・

【警告】
22分 モンテディオ山形ユース 24 遅延行為
41分 モンテディオ山形ユース 12 ラフプレー  
74分 モンテディオ山形ユース 18 ラフプレー

試合後、第二試合を見ながらS先生から本日の総評をいただく。
今回はアシスタントとのコミュニケーションは取れて見逃しはなかったが、ファールの取り漏れがあったと指摘をされた。
あとは争点の予測と絞り込みについて指導を受ける。
ポジションの取り方についても、もうエリアを少し広げられるよう指導された。

今回は前回より凹むような注意は受けなかったが、まだまだ精進あるのみ。
次回研修でもがんばります