最近SNSの繋がり方を考え直す機会があった。
それは興味の有る人やお会いして意気投合した人とのことではなく、古くからの知り合いの場合である。

知り合いだからと安易にSNSで繋がると、リアルで描いていたこれまでのその人への印象がガラッと変わる場面が出くわすことがあるのだ。
普段のように顔を合わせて直接会話をしているときには見られない一面が、SNS上でその人の投稿や他の誰かとのやりとりを見ていて、意外な本性を知ってしまうことがあるということ。

特に自分や自分の親しい人への批判や悪口の投稿に同調するコメントを書いていたり、「いいね!」を付ける、Retweetしたりしていることがわかったりした場合は最悪だ。
メールでやりとりするならまだしも、SNSのウォールやタイムラインに書くということは、それを世界中に公表して同調者を求めているようなものだ。
それらをするときは必ず本人やその仲間に見られている、隠れてやったつもりでも実は丸見えであることを認識する必要がある。

ブロックしていればその人のタイムラインやニュースフィードには流れないから陰口は成立する、などと思っていたら大間違い。
Twitterは検索で見れるし、facebookは別アカウントで簡単に見ることができるのだ。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎いじゃないけれど、
そういう奴らは元々「友達」じゃない「ただの知り合い」なだけなので遠慮無く削除&ブロックすればよいのだと思うようになった。

そういう意味ではGoogle+の「サークル」って便利な表現なのかもしれない…

複数のSNSを連携させることには賛否両論だが、私はむしろそれぞれのSNSの投稿の内容や人格を変えるなどというのは本末転倒だと思う派だ。
もちろん同じ内容でもその都度ウケの良いSNSを選んで投稿するのはいいと思う。

取り繕った書き込みをしていても、いつかメッキがはがれる瞬間を想像しただけでもゾッとする。
むしろ「私はこういう人間です、つまらないモノですがどうぞよろしく」というスタンスでありたい。
気になることは指摘してもらえる、言ってもらえる人との繋がりを求めていきたいと思う。